オカマバーゆーふぉりあ
☆登場人物☆
・マリア・・・オカマバーのママ
・悠子・・・オカマバーの新人店員
・キャサリン・・・オカマバーの店員
・薫子・・・隣のオカマバーの店員
・ジュディ・・・隣のオカマバーのママ
・ナレ(被りでも可
ナレ「ここはとある2丁目のオカマバー「ゆーふぉりあ」。ここで働く自称「女の子」たちはかなり個性的らしく、愉快な彼女たちに日ごろの疲れを癒してもらうとたくさんのお客さんがやってきます。さて、今宵はそんなオネェ系男子たちの日常を覗いてみましょう。おやおや?開店前ですが、なにやら揉めているご様子」
悠子:ちょっとやめてくださいよぉ
キャサリン:悠子は黙ってなさい!これはあたしたちの問題なの!
薫子:そうよ!今回ばかりは許さないわ!キャサリン
キャサリン:薫子…それはこっちの台詞よ!
悠子:ちょっとマリアママぁ。どうしましょう
マリア:ふぅ……しょうがないわねぇ…
【マリア、ドアの方へ向かう】
悠子:ちょっとマリアママ!?どこ行くんです?
マリア:お店、今日はお休みにしようと思って、看板片付けてくるわ
悠子:えーっ
マリア:悠子、あんたは、まだここに入ったばっかりだから分からないと思うけど。こういうことはしょっちゅうあるのよ〜。今始まったことじゃないわ。今日は私のおごり。好きなお酒好きなだけ飲んで行きなさい
悠子:えーいいんですか?
マリア:キャサリンと薫子の喧嘩は、お祭りみたいなものよ。遠目で見てるといい酒のお肴よ。うふっ
悠子:ママったらぁ
キャサリン:ていうか!薫子あんた、ここの店員じゃないでしょ!いつもいつもうちの店に入り浸って、邪魔なのよ!
薫子:いいじゃないのよ!マリアママとうちの店のママ仲がいいんだから!…ふーん、そっかぁそうなんだぁ♪
キャサリン:なによ、はっきりいいなさいよ
薫子:あたしがキャサリンのお客とっちゃうからぁそれで恨んであたしの彼氏とったのね
キャサリン:はぁ〜ん?意味が分からないんだけど。そもそもたっくんはあんたの彼氏じゃなくて、あたしの彼氏だし
薫子:たっくんはあたしのよ
キャサリン:まぁ〜あたしは浮気は男の甲斐性だと思ってるしぃ、薫子と違って心が広いからぁ、許してあげるわ…たっくんのこと
薫子:あんたが広いのは心じゃなくって顔の面積でしょぉ?
キャサリン:キィーーーー!!
薫子:前から思ってたんだけど、あんたのキャサリンって名前なにぃ?思いっきり日本人顔してんのにキャサリンって超ウケるんだけどぉ!
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